【温泉ソムリエが語る】│温泉ソムリエになるメリットとデメリット

温泉

皆さんどうもこんにちは!ろばです!
本日は当記事を読んでいただきありがとうございます!
先日、温泉ソムリエ協会が主催する温泉ソムリエ認定セミナーに参加し、温泉ソムリエの
資格を取得してきた
ので、温泉ソムリエとはどんな資格か、資格を取得することでどんなことに生かせるのか?等々まとめていきたいと思います!温泉ソムリエ取得を考えている方は是非参考にしてください!

温泉ソムリエとは?資格の基本情報

温泉ソムリエ資格の目的と役割

温泉ソムリエ資格の目的は、温泉の魅力を深く理解し、それを多くの人に広めることにあります。温泉は日本の文化に深く根付いた存在ですが、正しい知識を持って楽しむことで、さらにその魅力を感じられるようになります。

例えば、「この温泉は美肌効果がある」と聞いたことがあっても、実際には泉質や効能を詳しく知っている人は少ないかもしれません。温泉ソムリエになることで、泉質や効能、入浴法などを詳しく学べるため、自分に合った温泉の楽しみ方を見つけやすくなります。

さらに、温泉ソムリエの役割は、分自身が温泉を楽しむだけではなく、家族や友人におすすめの温泉を教えたり、旅行先での温泉選びに役立つアドバイスをしたりすることにもあります。温泉の魅力を多くの人と共有できるのが、温泉ソムリエ資格の大きな魅力で、温泉好きなら、持っておいて損のない資格と言えるでしょう。

「温泉ソムリエ」とは、温泉ソムリエ協会が「温泉の知識」と「正しい入浴法」を身につけた方に認定する資格です。

温泉ソムリエ協会公式サイト様より

取得に必要な条件と手続き

温泉ソムリエ資格を取るには、特別な学歴や実務経験は必要ありません。温泉が好きで「もっと詳しくなりたい!」という気持ちがあれば、誰でも挑戦できる民間資格です。

資格を取得する方法は主に2つあり
①「温泉ソムリエ認定セミナー」を受講する。
②「自宅で温泉ソムリエになれるネットの温泉ソムリエ認定講座」
上記の2つが温泉ソムリエの主な取得方法です。

セミナーでは、①②に共通して、温泉の成分や効能、正しい入浴法、温泉文化など、温泉に関する基礎知識を学ぶことができます。

①の場合は、約半日ほど講義を聞くだけで講義終了後に認定証を受け取り、晴れて温泉ソムリエ認定となります。
②の場合は、スマホやタブレット、PCなどから動画を視聴し、最後にオンラインテストを受験します。このテストは不合格でも合格するまで挑戦でき、このテストに合格することで温泉ソムリエに認定されることになります。

受講費用はおおよそ3万円前後で、申し込みは公式サイトから行えるので、興味があれば気軽にチェックしてみましょう。

温泉ソムリエ認定セミナーの様子

筆者は①の東京でセミナーに参加しました。
セミナー当日、参加者は70名ほど、年齢も20代くらいの若い人から50代後半くらいの人まで
幅広い年齢の人がセミナーに参加していました。
セミナーは講師2人体制で、急に指名されたり、ほかの参加者とワークがあったりは一切なく、講師の方が配られたテキストに沿って細かく丁寧に講座を進めてくれました。筆者は人見知りのため助かりました(汗)

温泉ソムリエを取得するメリット

温泉の知識が深まり楽しみが増える

温泉ソムリエの資格を取ると、温泉に関する知識がグッと深まります。温泉と一口に言っても、泉質や効能はさまざまで、それぞれに特徴があります。たとえば、「硫黄泉」は美肌効果や血行促進に良いと言われていますし、「炭酸水素塩泉」は肌をしっとりとさせてくれる効果があります。こうした違いを知っていると、自分に合った温泉を選びやすくなります。

また、温泉の正しい入浴法や効果的な楽しみ方を学べるのも魅力です。例えば、「ぬるめのお湯に長めに浸かるとリラックス効果が高まる」「入浴前後は水分補給をする」といった知識があれば、温泉の効果を最大限に引き出せます。
知識が増えると、温泉巡りがさらに楽しくなりますよ。

資格を活かして仕事に活用できる

温泉ソムリエの資格は、仕事でも活かせる可能性があります。特に、観光業や宿泊業、飲食業に関わる人には大きな武器になるでしょう。温泉に詳しいことで、お客さんに適切なアドバイスができたり、温泉の効能を詳しく説明できたりするからです。

たとえば、旅館やホテルで働いている場合、「この温泉は美肌効果があります」「湯あたりしにくいので長く入れます」といった説明を加えるだけで、サービスの質がグッと上がります。また、旅行ガイドや観光案内の仕事では、温泉に関する知識を活かして「ここは炭酸泉なので血行促進に良いですよ」などと具体的にアドバイスができます。
名刺に“温泉ソムリエ”と載せることで、お客様や温泉好きな取引先との会話のきっかけになるかもしれません!

さらに、ライターやブロガーとして温泉に関する記事を書くときも、資格があることで説得力が増します。温泉ソムリエとしての視点から具体的な情報を書ければ、読者からの信頼度も高まります。資格を取得することで、仕事の幅が広がる可能性は十分にあるでしょう。

温泉ソムリエを取得するデメリット

資格取得に費用と時間がかかる

温泉ソムリエ資格を取るには、ある程度の費用が必要になります。資格取得には「温泉ソムリエ認定セミナー」を受講する必要があり、受講費用はおよそ3万円前後。オンライン受講も可能ですが、費用はあまり変わりません。

また、交通費や宿泊費がかかることもあります。筆者は長野県に住んでいますが、セミナーの開催場所が東京だったため往復の交通費で約10,000円+宿泊費がかかりました。
セミナーは全国で開催していますが自分の住んでいる場所の近くでセミナーが開催していない場合はオンライン受講を検討するのも一つの方法でしょう。
筆者は観光も兼ねて東京に行きました。わざと県外のセミナーを受けてその地域の温泉に行ってみるのもいいかもしれませんね!結局花粉症でダウンして観光はできませんでしたが(泣)

取得後に活かす場面が限られることもある

温泉ソムリエの資格は、温泉の知識を深めるには最適ですが、取得したからといってすぐに仕事や実生活で活かせるとは限りません。たとえば、医療や観光業界など温泉に関連する仕事に就いている人なら役立つ場面も多いですが、それ以外の業種だと資格を持っていても直接活かす機会は少ないかもしれません。

また、資格を取ったからといって、すぐに温泉の専門家として活動できるわけではありません。温泉の泉質や効能に関する知識は深まるものの、法的な効力がある資格ではないため、温泉施設で働く際の必須条件にはならないのが現実です。そのため、資格を取ったあとは、自分で積極的に活かせる場面を作ることが大切になります。

たとえば、ブログやSNSで温泉の魅力を発信したり、友人や家族に温泉の選び方をアドバイスしたりすることで、学んだ知識をうまく活かせます。温泉旅行を趣味として楽しむ人には価値のある資格ですが、実用性を求めるなら、どう活かすかをしっかり考える必要があるでしょう。

温泉ソムリエはこんな人におすすめ!

温泉が好きで知識を深めたい人

やっぱり、温泉が大好きで、もっと詳しくなりたい人には、温泉ソムリエの資格取得がおすすめです。なぜなら、この資格を取ることで、泉質や効能、正しい入浴方法など、温泉に関する知識を体系的に学ぶことができるからです。
単なる温泉好きから、温泉の魅力を語れるちょっとした専門家になれるのが、この資格の大きな魅力です。

旅行や観光関連の仕事に興味がある人

旅行や観光業に関わりたい人にとって、温泉ソムリエの資格は大きな武器になります。
温泉地を訪れる観光客は多く、温泉に詳しい人材の需要は高いからです。

たとえば、旅館やホテルで働く場合、温泉の泉質や効能を説明できれば、お客様の満足度が格段にアップします。観光案内所のスタッフなら、訪れる人に「このエリアなら〇〇温泉がおすすめですよ」と具体的にアドバイスできたり、温泉を活かしたツアー企画や、ガイドの仕事にも役立てることができます。

温泉ソムリエのメリットとデメリットまとめ

メリットを最大限に活かすポイント

温泉ソムリエの資格を取ったからには、そのメリットをしっかり活かしたいものです。ただ持っているだけではもったいないので、具体的な活用法を考えることが大切になります。

まず、温泉地に積極的に足を運び、実際に入浴して泉質や効能を自分の肌で確かめましょう。知識だけでなく体験を重ねることで、より説得力のある説明ができるようになります。また、旅行記や温泉レビューをブログやSNSで発信するのもおすすめです。資格を持っていることで、読者からの信頼を得やすくなります。

さらに、旅館やホテルなど観光業に携わる方は、お客様に最適な温泉を提案することでサービスの質を向上させることが可能です。温泉の正しい入り方や楽しみ方を伝えることで、より満足度の高い体験を提供できるでしょう。資格を取ったことをきっかけに、温泉の魅力を広める活動をしてみてはいかがでしょうか。

デメリットを理解した上での資格活用法

温泉ソムリエの資格を活かすには、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解しておくことが大切です。取得後に「思っていたのと違った」と感じないためにも、現実的な活用法を考えましょう。

まず、「資格を取っただけでは仕事に直結しにくい」という点が挙げられます。温泉ソムリエは国家資格ではなく、持っているだけで就職や収入アップにつながるものではありません。しかし、旅行業や観光業に関わる人なら、知識を活かして温泉地の魅力をより深く伝えることができます。接客業であれば、お客様に適切な温泉の入り方をアドバイスすることで、サービス向上にもつながるでしょう。

また、資格取得には時間や費用がかかるため、「せっかく取ったのに活かせていない」と感じる人もいるかもしれません。その場合は、ブログやSNSで温泉の魅力を発信するのも一つの方法です。自身の体験を交えながら、温泉の知識を広めることで、趣味としても楽しめます。資格を活かせる場面を自分で作ることが大切です。

温泉ソムリエの資格は、工夫次第でさまざまな場面で活かせます。デメリットを知った上で、自分に合った使い方を考え、温泉の魅力を多くの人に伝えていきましょう。

最後に

本記事を最後まで読んでくれてありがとうございます!
今回は筆者が取得した温泉ソムリエの資格についてまとめていきました。いかがでしたでしょうか?

筆者は宿泊関係の仕事をしており、施設にはもちろん、施設周辺にもたくさんの温泉があります。
そこで、温泉の魅力をよりお客様にお伝えできるように温泉ソムリエの資格を取ろうと思いました。
…というのは半分嘘で、実は自分が温泉好きで、自分で温泉をもっと楽しみたいと思ったのが資格取得を決めた一番の理由です。

資格取得後は、温泉分析書を見て、効能を理解しながら温泉に入ることができるようになり、改めてこの資格を取ってよかった!と心から思います。

温泉好きな方も、仕事で資格を生かしたい方も、ぜひ温泉ソムリエ資格取得を目指してみてください!

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